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スチールラックのキタジマ トップスチールラック コラム トップ2024年8月コラム2024.08.30

スチールラック 収納ボックス 収納

「スチールラック+収納ボックス」で快適・おしゃれな収納を実現!
オフィスや家庭での活用方法

「スチールラック+収納ボックス」で
快適・おしゃれな収納を実現!オフィスや家庭での活用方法

スチールラックは、頑丈さと汎用性の高さが魅力ですが、仕切りがないことから収納が乱雑になりがち。そこで活躍するのが収納ボックスです。
今回は、スチールラックに収納ボックスを組み合わせるメリットや、オフィスや家庭での具体的な活用方法、収納ボックスの種類と選び方について解説します。

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■スチールラックに収納ボックスを組み合わせるメリット

スチールラックに収納ボックスを組み合わせれば、使い勝手が大幅に良くなります。ラックと収納ボックスの組み合わせによっては、おしゃれなインテリアとしても活用できるでしょう。

・スチールラックの特性を生かしながら整理整頓が可能
スチールラックは、大きくて収容力があり、さらには頑丈で耐久性もあります。また、同じサイズの木製家具やスチール戸棚などと比べると、価格がリーズナブルなのも特徴です。ただし、スチールラックのみをそのまま使うと、棚の前面・後面・側面が開いており、仕切りもないため、大雑把な収納しかできないことが多いです。 そこで、スチールラックに収納ボックスを組み合わせることにより、スチールラックの収容力や頑丈さを生かして物を整理整頓しながら、きれいに収納できるようになります。

・収納ボックスには多種多様なタイプがあり、収納を柔軟にカスタマイズできる
収納ボックスには、材質や形状、サイズなどが異なる多種多様な製品があります。そのため、スチールラックとの相性も考えながら好きなように収納ボックスを選択・配置し、自由に収納スペースをカスタマイズすることが可能です。隙間にあるスペースも有効活用し、効率的な収納スペースに変えることができるでしょう。

・収納ボックスのコーディネートにより、おしゃれな収納が実現できる
収納ボックスが柔軟に選択・配置できるということは、デザイン面でも好みに合わせてコーディネートできることを意味します。
スチールラック自体はシンプルなデザインのため、収納ボックスの種類や配置の仕方を工夫することにより、さまざまな雰囲気のインテリアにすることができます。
また、スチールラックの無機質なデザインそのものを生かし、無骨でレトロな雰囲気のあるインテリアに仕上げることも可能です。 一段ごとに収納ボックスの材質や形状、カラー、サイズをそろえたり、サイズ違いの同製品を棚全体に並べたりして、デザインに統一感を持たせることで、おしゃれな印象を与えることも可能です。また、スチールラックと部屋の雰囲気に調和を持たせることも大切です。

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■オフィスや家庭での「スチールラック+収納ボックス」活用方法

オフィスでは、以下のような活用方法が代表的です。

    ●書類や備品を種類別に分け、種類ごとにラベルを付けた収納ボックスに入れて、スチールラックへ並べる
    ●書類倉庫といった保管庫では、大量の書類をファイルケースや蓋付きのボックスなどの収納ボックスに入れ、
      スチールラックでまとめて保管する
    ●頻繁に出し入れするファイルや備品の場合、スタンド式または引き出し式の収納ボックスに入れ、
      スチールラックの取り出しやすい場所に置く
    ●在庫品保管庫といった倉庫では、収納ボックスに開梱・梱包用具などの備品をしまい、
      在庫品を並べたスチールラックの隙間スペースに収納する

収納ボックスの種類をうまく使い分けることにより、こうした活用方法の効果を高めることができます。
なお、収納ボックスの種類については、後ほど詳しく紹介します。

家庭であれば、以下のような活用方法が考えられます。

    ●キッチンで使うスチールラックに収納ボックスを追加し、
      食材や調味料、調理道具、ビニール袋などのキッチン用品を整理する
    ●衣類を整理して収納ボックスに入れ、大きなスチールラックをタンス代わりにして保管する
    ●隙間スペースにスチールラックと収納ボックを配置し、空間を有効活用する
    ●手芸用品や画材など、趣味で使う道具を取り出しやすいタイプの収納ボックスに入れ、
      スチールラックにまとめて並べる

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■スチールラック・収納ボックスの種類と選び方

ここからは、スチールラックと収納ボックスの種類、種類ごとのメリット・デメリット、用途に応じた選び方について詳しく紹介します。

・スチールラックの種類と選び方
スチールラックには、業務用と家庭用の2種類があります。 業務用は、頑丈で安定性・耐震性が高く、さまざまなサイズやオプションがあるため、カスタマイズがしやすいでしょう。 耐荷重(棚1段ごとに載せられる最大の重さ)は、商品によって120〜2,000kgほどであるため、小物の収納から重量物の収納まで、幅広く対応できます。 業務用ラックには、無機質で無骨なデザインが多いですが、かえってレトロでかっこいい雰囲気につながることから、おしゃれなインテリアとして活用することも可能です。特に「アングル棚」、くすんだ色合いのラック、棚板が木製のラックがおすすめです。 一方、家庭用は業務用に比べると、軽いので扱いやすく、値段もお手頃です。耐荷重は50?150kgほどで、家庭の細々とした道具や衣類などを収納するのであれば、家庭用のスチールラックでも十分でしょう。

【業務用のスチールラックがおすすめのケース】

    ●重い物や大量の書類を収納したい
    ●壁一面に広い収納スペースを作りたい
    ●収納場所に合わせてラックを柔軟に配置したい(L字型や連結型など)
    ●無機質で無骨なデザインを生かし、レトロな雰囲気でおしゃれに使いたい

【家庭用スチールラックがおすすめのケース】

    ●スチールラックを手軽に使いたい
    ●軽いものや細々としたものしか収納しない
    ●部屋の一角や隙間スペースで使いたい

業務用メーカーが家庭向けに作ったラックも販売されており、業務用スチールラックの特質と家庭用スチールラックの使いやすさを兼ね備えているため、家庭でもしっかりとラックを使いたい方におすすめです。

・収納ボックスの種類と選び方
収納ボックスを選ぶ際には、スチールラックと部屋との調和を考慮した上で、サイズ・形状・材質を検討することが重要です。
サイズに関しては、ラックに程よく収まるように選ぶと、乱雑にならずおしゃれに見えます。スチールラックの棚は上下に動かせるため、ある程度であれば後から高さを調整することが可能ですが、幅と奥行きは購入前に測っておいたほうが良いでしょう。
以下に、収納ボックスの材質や形状の種類、種類ごとのメリット・デメリットを表にまとめました。収納ボックス選びの参考にしてください。

[ 材質 ]

  
メリット デメリット
プラスチック
比較的安価
形状やカラーが豊富
軽い
ラベルの付け替えがしやすい
ゆがみが生じやすい
耐荷重が軽いv 形状によっては溝などの隙間にホコリがたまりやすい
汚れが目立ちやすい
金属
高級感や存在感がある
耐久性が高く、重量物や長期保管に適している
スチールラックとの統一感を生かし、おしゃれな収納が可能
比較的高価
重い
環境や使い方によっては錆びてしまう可能性がある
木材
存在感があり、おしゃれな雰囲気を演出できる
比較的耐久性が高い
スチールラックとは対照的な質感を生かしたおしゃれ収納が可能
比較的高価
やや重い
角・トゲ・ささくれでケガをする恐れがある

安価
軽い
メモ書きがしやすい
新しい間はおしゃれな印象もある
畳んでおけるものがある
耐久性が低く、壊れやすい
耐荷重が軽い
汚れやすい
比較的安価
軽い
畳んでしまえる
気取らない素朴なおしゃれ感がある
耐久性はやや低い
製品によっては形が安定しない
汚れやすい
草木を編んだもの
素材が豊富
暖かみがあり、ナチュラルな雰囲気を生かして
おしゃれに収納が可能
網目に物が引っかかりやすく、
出し入れがストレスになってしまう可能性がある
耐久性はやや低い


[ 形状 ]

バスケット
さまざまな物を手軽に収納できる
サイズや材質が豊富
棚やボックスの高さによっては、
ボックスを取り出さないと物を出し入れできない
中の物が乱雑になりやすい
ファイルケース
書類を収納しやすい
色やラベルで整理しやすい
書類を出し入れする際には、
棚からケースを取り出さないといけない
大量の書類を収納するには、
たくさんのケースが必要
ファイルスタンド
書類の収納に便利
棚に乗せたまま書類を出し入れできる
注意しないと書類が乱れやすい
大量の書類を収納するには不向き
蓋付きボックス
ボックスの材質やサイズに応じ、
さまざまなタイプの物を収納できる
短期間の保管から長期間の保管にも対応できる
ホコリやゴミが混入しにくい
プラスチック製であればラベリングがしやすい
重ねられるタイプもある
バスケットやファイルケースに比べて
出し入れが面倒
折りたたみコンテナ
(蓋付き・蓋なし)
比較的重量のある物も含め、さまざまな物を収納できる
頑丈で壊れにくい
蓋付きであれば隙間なく封ができる
重ねて使用することを前提に作られており、
きっちりと重ねられる
ボックスのまま運搬しやすい
ボックス自体を畳んで収納できる
一般的なボックスに比べて値段が高い
一般的なボックスに比べて重い
見た目がゴツゴツとしており、
調和するインテリアが限られる
引き出しボックス
(1段・多段)
ボックスを棚に乗せたままで
物を出し入れできる
サイズに応じて使い分けができる
多段タイプであれば段ごとに
中身を分類して収納できる
外観をすっきりと見せられる
引き出しの中が乱雑になりやすい
1段のものは引き出す際にズレやすく、
頻繁な出し入れには不向き
多段で高さのあるボックスをラックに乗せるには、
棚板の間隔を広く取る必要があり、
他の収納ボックスや収納物との配置バランスが難しい
隙間にゴミがたまりやすい
カラーボックス
量産品のため、手頃な価格で
比較的しっかりとしたボックスが手に入る
サイズや色が豊富
ラック内部を手軽に仕切れる
外観がやや安っぽい
小物類や書類は乱雑になりやすく、
整頓するにはバスケットやファイルケースなど、
他の収納ボックスを追加する必要がある
ラックの棚板の間隔を広く取る必要があり、
他の収納ボックスや収納物との配置バランスが難しい


■まとめ

スチールラックに収納ボックスを加えると、収納面やデザイン面を効果的に拡張することができます。ぜひこの機会に、スチールラックと収納ボックスの最適な組み合わせを見つけ、効率的な収納や自分だけのおしゃれ収納を実現しましょう!